OHARICOとしては、洗って繰り返し使える布マスクを推奨しているのですが、縫うことが難しい子供さんや、学校が休校になってお家の中でゲーム以外に遊ぶ方法がわからないお子様たちのために、楽しく工作できるモノづくりのひとつとして「コーヒーフィルターマスクの作り方」を提案しました。
反面、作る工程の中でマスクの内側を触ることやボンドを使用するというのは良くないといった厳しい意見をいただくこともありました。それは「注意喚起」してくださっているということだととらえて、作られる方もご理解いただいた上で、清潔な環境で作ることや接着剤を体に影響の少ないものにするなど判断していただいて身に着けていただければと思います。
今回提案するのは、「マスクの内側を触らずに作る」「接着剤を使わない」というお題をクリアして、さらに忙しいビジネスマンにももっと簡単に作ってもらえるコーヒーフィルターマスクの作り方です。
用意するもの
- コーヒーフィルター
- ホッチキス
- カッターやハサミ
- 輪ゴムまたはマスク用ゴム
なければTシャツやストッキングから作ることもできます。
コーヒーフィルターマスクの本体を作る
カッティングマットの上にコーヒーフィルターを用意します。
カッターで切り始めますよ。
曲線を描くように、
切り終わりました!
本体はこれで完成♪
本体を開いてみましょう。今、開いた感じを見せるために内側を触ってしまっていますけれど、普段は触る必要はないです。
すでに立体的なマスクの雰囲気が漂います。
マスクのゴムをつける
警視庁考案のキッチンペーパー簡易マスクの方法を採用して、マスクのゴムはまずは輪ゴムをつけてみます。

マスクの端のとがったところを少し折って、間に輪ゴムを挟みます。

ホッチキスでとめます。お肌を傷つけるといけないのでホッチキスの芯の平らなほうが内側になるようにとめてください。

出来上がり☆簡単すぎる。
マスクの試着
さあ、試着してみましょう。
超簡単につくったわりにはマスクっぽい。でも、だぶついてるし、ちょっと浮くのよね。。。頬からアゴのあたりが。
アゴ側が浮くわりに鼻側のラインはフィットを超えて食い込み気味。輪ゴムがキツイから頬が食い込み、そのせいでアゴのあたりが浮いているみたいです。
ちょっと斜め向くと、コーヒーフィルターの底だったところが鼻先になってます。私の低い鼻ではラインがあってませんが、鼻が高い人なら合いそう。
欧米で流行んないかな。
形の問題点を踏まえて、もう少し修正してみますね。
コーヒーフィルターマスクの修正
最初のマスクの輪ゴムを外して、新しいコーヒーフィルターの上に重ねます。
鉛筆で、境目の曲線をなぞって新しいコーヒーフィルターに最初のマスクの形を写します。
ゴムは輪ゴムを使うのをやめてストッキングを輪切りにして引っ張って伸ばしたマスクのゴムの代用品を使います。
ストッキングゴムのほうがソフトだし大きい。

頬に肉付きのいい顔の形だから、カーブをもう少し下げたほうがよさそう。鼻先はもうちょっと浅くしてもいいかな?などと何回か切って顔に合わせて、切って合わせてを繰り返してベストなバランスを見つけてください。
ストッキングで作ったゴムは輪切りなのでそのまま輪ゴムと同じようにホッチキスでとめました。
ふたたびマスクを試着
いいんじゃない?さっきよりつけ心地いい!ストッキングが長かった場合は見えないところで結んだりして調整できます。
鼻のラインが合ってないのは相変わらずだけど、コーヒーフィルターの色が顔の色に近いし、遠くから見たら鼻が高くみえるかも 笑。
形が決まれば、それを型紙として新しいフィルターの上にのせてカッターで何枚かまとめて切ってしまえばあっという間にたくさん簡易マスクを作ることができます。
あくまでも簡易マスクであることをご理解いただいたうえで作ってもらえればと思います。
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