羽織をリメイクしてトートバッグを作ってみたよ

羽織リメイクトートバッグ
A4サイズがはいるトートバッグを作りました。何年か前に同じものを作って母にプレゼントしたのですが、とっても気に入ってくれてボロボロになるまで使ってくれたので、そろそろ新調してあげたいなと思っていたのであらためて作ってみました。
双子のトートバッグ
OHARICO記事のために撮影も新たにしながら、今回は残っていた生地を使い切るべく2つバッグを同時に作り上げました。
双子のトートバッグの誕生です♪
ファスナーバッグ
バッグを作るときに母から必ず言われるのが、「ファスナーがついていること」と「内ポケットがついていること」。この二つが満たされていることで安心感と使い勝手が違うらしいです。

羽織からリメイク
じつはこのバッグ、着物の羽織からリメイクして作ったものなのです。
正絹なので生地の手触りもいいし、ただのモノトーンではなく和テイストなすかしが入っているのですが、この形のバッグにしちゃうと洋服にだって違和感なく持てます。

着物リメイクボストンバッグ
羽織リメイクボストンバッグ
数年前に最初のバッグを作ったときに、大きいサイズのバッグも作ってみました。こちらは1~2泊の旅行くらいならいけそうなサイズ。立体裁断を習うためにすこしだけ文化服装学院に通っていたのですが、その時の通学用に使っていました。先生にもめっちゃ褒められたし、若い生徒さんたちも引き連れて別の教室から見に来てくれてなんだか嬉し恥ずかしい思い出の詰まったバッグです。

結局、1つの羽織からA4サイズがはいるくらいのトートバッグ3つと、大き目のボストンバッグ1つができました。数えてみると、1つの羽織からなかなかたくさんのバッグができて自分でもびっくり。
ほぼ捨てるところなく使い切りました。
OHARICOのサイトではときどき着物リメイクのものが登場しますが、私はなぜ着物リメイクが好きかというと、羽織や帯や着物のままだったらもう使われなかったかもしれないものが、こうやって生まれ変わってまた新たな道を歩みだすというのが好きなんですよね。
粘り強く立ち上がるボクサーのような、再ブレイクする芸人のような(笑)
それが自分の手で叶えられたり、それを見て誰かの刺激になったりして、また生まれ変わらせてくれたりしてるのかなと思うと感慨深いです。
おそらく日本のたんすの中には宝物がたくさん眠ってるんだろうな。

持ち手を共布で作って、フラップファスナー、裏地、内ポケット、底鋲と盛りだくさんの内容になっています。
反物の幅を活かしたサイズ感を考えて作っていますが、着物リメイクだけじゃなくお好きな生地で作ってもらえるように型紙も作りましたので興味のある方はまたぜひみてみてくださいね♪

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