テニスに快適な足さばきのいいテニススコート。スポーツショップで売ってるショートパンツやスコートは私にはちょっと短すぎて抵抗があります。ほんの数センチの違いなんだけれど居心地のよくない短さだと気になってしまいます。自分にとってのベストな長さのスコートが欲しくなったので作ってみました。
最近のテニスウェア
レベルはともかく、私もテニスが好きで年数だけは長いことテニスを楽しんでいます。
妙齢になると最近売ってるショートパンツって短すぎない?スコートって下に何着るの?
おばちゃんらの時代はフリフリのアンダースコートをはいてたけど今そんな人見ないよね?
ということで、ほぼ年中ロングのパンツをはいておりましたが、夏場に暑すぎて共布のパンツが中に入ったスコートを作ってみたら、足さばきが良くてとっても快適だったんです。
よく売っているのはスコートの中にロングのパンツが入っている・・・というかロングのパンツにスコートがついているタイプ。私の場合は足がよくつるのでSKINSとかのサポートタイツを基本的にはいています。その上にスコート付きロングパンツをはくなら、スコートいらないかなーということでショートパンツ付きスコートをサポートタイツの上にはくのが快適なんじゃないかなという結論に至りました。
用意するもの
- お好きな生地 110cm幅なら約2.2m
スカート付きパンツテニススコートA3 PDF型紙
A3用紙9~12枚に印刷した型紙です。
A3用紙は発送の都合上、半分に折らせていただきクリアファイルに挟んでお送りします。
1,760円(税込・送料別)
スカート丈 | 最大ウエスト | ヒップ | |
---|---|---|---|
7号 | 約40cm | 約94cm | 約122cm |
9号 | 約40cm | 約97cm | 約126cm |
11号 | 約40cm | 約100cm | 約130cm |
13号 | 約40cm | 約103cm | 約133cm |
※最大ウエストサイズは、ウエストゴムを入れなかった場合のサイズです。
※実際のヒップのサイズが最大ウエストサイズよりも小さい必要がありますが、ニット生地で作る場合は多少横に伸びますので目安としてお考えください。
型紙をお使いいただくには、貼り合わせる必要がございます。
生地は、吸汗速乾のニット生地をオススメします。
楽天市場のやまのこさんがそういった生地の種類が豊富です。
私がとっても気になってるのは、こちらのプリント生地。種類も豊富♪
花柄とか可愛い系ですよね。
アニマル柄のテニススコートも作れちゃう!
糸はニット生地用のものを選んでください。レジロンがおすすめです。
生地の裁断と印付け
生地を裁断する
生地を中表に折り、裁断します。スカートのパーツは「わ」にして裁断。パンツのパーツは各2枚ずつになります。
ポケットは片側で2枚必要ですので左右ともにつける場合は4枚必要です。こちらも中表で対になるように裁断してください。
私は毎回左側だけにポケットを付けています。テニスの場合は右利きなので左側のポケットにボールをいれたいですよね。
着る時もポケットがついているほうが左って決めておけば服の前後を間違わないです。
さらに、ポケットも全部共布でつくっちゃうとパッと見た時にわかりにくいので、手前布(袋布)になるほうの色を変えて裁断しました。
OHARICO流印付けの方法
生地の裁断の時に印付けをするのですが、OHARICOではチャコペンやチャコペーパー、ルレットを使わず簡単なきりじつけの方法で印をつけています。簡単なきりじつけは型紙の上から、2本どりの仕付け糸で印をつけたいポイントを通して、短く切っておきます。
生地を2枚重ねているときは、生地と生地の間もはさみでカットしておきましょう。
「きりびつけ」とか「きりび」と呼ぶ人もいます。普通のきりじつけよりも簡略化したやり方ですが、糸が抜けてしまわないようにさえ気をつけていればこの1本通すだけのきりじつけでも十分ですよ。

脇ポケットをつけてスカートを縫う
脇ポケットのつけ方はこちらをご参照ください。
スカートの前身頃に脇ポケットがついたら、後ろ身頃と中表に合わせ、端を縫います。
ロックミシンまたはジグザグミシンで端の始末をします。
脇の縫い代はアイロンで後ろ側へ倒し、裾にロックミシンをかけてできあがり線で折り、ミシンをかけます。
裾が分厚くなってしまいますが三つ折りでも大丈夫です。
スコートだけを作りたい方はこのままウエストゴムを入れると完成☆
パンツを縫う
パンツの縫い方はこちらをご参照ください。
脇と裾の始末をしたら、ウエスト部分はまだロックミシンをかけないで当ページに戻って次に進みます。
スカートとパンツを合わせてウエストの始末をする
スカートの中にパンツを入れて、ウエストを合わせて待ち針で留めていきます。
端から7mmくらいのところをミシンで1周ぐるりと縫います。
その端をロックミシンかジグザグミシンで端の始末をします。
ウエストの始末ができたらできあがり線通りに折って、ぐるりと縫うわけですがウエストにはゴムをいれないといけないので、大きな待ち針をさしている間は縫わずに開けておきましょう。
ロックミシンがかかっている端から5㎜くらいのところを縫います。
で裏側の生地がよれていないかを確認しながら慎重に縫い進めてください。
ウエストゴムを入れる
ゴム通しを使うのですが、太いゴムなので挟むタイプのゴム通しがいいと思います。上手く使えばピン留めでもいけそう。
先ほど開けておいた部分からゴムを入れていきます。
最後までゴムが通ったら、端を1cmくらい重ねてしっかり縫い合わせます。
ゴムの開き口を縫います。表にステッチが出るところなのでつながりよく縫ってください。
スカート付きパンツのテニススコート完成
手作りのテニススコートの完成です。
少し薄手の生地ですが、透けても共布のパンツが見えているだけなので安心。

左側に脇ポケットです。テニスボールをいれることを想定しているので大き目のポケットになっています。
ポケットの色がちらりと見えるのがデザインのアクセント。
後ろ姿もボリュームがありすぎないギャザーなのですっきり着こなせます。
スカートがめくれたって、共布だから嫌らしくない。
表に見えている生地と一緒だからかな。
テニス用にと想定して作っていますが、自転車ライダー女子にも山ガールにも使えそうですよ。
スカート付きパンツなら思いきり動いてスカートの中が見えても嫌らしくならないから安心♪
コメントを書く