蝶ネクタイを手作りしてみませんか?スーツ姿を個性的でお洒落に演出する蝶ネクタイはひそかなブーム。手作りの蝶ネクタイは男性へのプレゼントにもぴったりです。
作り結び式の蝶ネクタイ
剣先がダイヤモンドのような形になった、ポインテッド蝶ネクタイ。パーティー用として使われることが多い形なのですが、とっても遊び心のあるデザインです。
片側のリボンの色を変えて、アシンメトリー(左右非対称)にした蝶ネクタイは、フォーマルになりすぎず個性的でオシャレですよ。
こちらは着物の生地でリメイクしてみました。
蝶ネクタイには、手結び式とあらかじめ結んである作り結び式の2種類があります。こちらの蝶ネクタイは作り結び式になっています。
アジャスターで長さが調整できて首の後ろでひっかける金具を使うタイプで、一度綺麗に結んだリボンの形を崩さずにフックで取り外しが可能です。
用意するもの
- お好きな生地2種類
コットンやシルクなど薄手の生地が作りやすいです。 - 接着芯
なるべく薄いものをご用意してください。パリッと仕上げたい場合、ふわっと仕上げたい場合で使う芯も変わってきます。
アシンメトリーポインテッド蝶ネクタイキット
A3用紙に印刷したアシンメトリーポインテッド蝶ネクタイ型紙と金具(黒)2セットをキットにして販売しています。
A3用紙は発送の都合上、半分に折らせていただきます。
型紙をお使いいただくには、貼り合わせる箇所が1か所あります。
1,100円(税込・送料180円)
接着芯を貼って裁断する
アイロン用接着芯の貼り方を参考に、接着芯を貼って裁断をします。
裏に芯を貼って裁断したパーツがこちらです。パーツは各2枚ずつできます。
「縫い合わせて縫い代をカットする」「蝶ネクタイを裏返す」の手順は、2WAY式ポインテッド蝶ネクタイのつくり方と同じですので、こちらをご参照ください。
色違いリボンを作る
一番小さいパーツを中表に縫い合わせます。縫う場所は赤線のところです。
縫ってひっくり返したのがこちらになります。左右とも開いているのでどちらかからひっくり返して、アイロンで整えます。
それを半分にたたんで、端から5mmくらいのところを縫い合わせます。
縫った端はあとで隠れるのでそのままでもいいですが、ジグザグミシンやロックミシンを持っている人は端をあわせてミシン処理をしておくとほつれなくて扱いやすいです。
長い方のリボンの先に、今作ったパーツを乗せて、赤線の部分を縫い止めます。

長い方のリボンの、端を反対側に持っていくと、バタフライの形が見えてきましたね。
その状態で長い方のリボンパーツ全体を、短い方のリボンの上に乗せます。

赤線の部分を縫い止めます。パーツがひとつに合体したので蝶ネクタイらしくなってきました。
蝶ネクタイのリボンを結ぶ
蝶ネクタイを裏側に向けて、短い方のひもを反対側へ持っていきます。
長い方のひもを垂直に向けて、
前側を通ってくるっと巻き付けます。
二つの紐の間にできた輪に長い方の紐を通して、
ギュっと結びます。
蝶ネクタイの付け外しはフックでするので一度綺麗に結んでしまえば、この結び目は解くことはないと思いますが、心配な方は手縫いでちょこっと縫い付けておいてもいいかもしれませんね。
表に返すと綺麗なリボン結びになっています。
このあと、金具をつけて仕上げていきますが、蝶ネクタイの金具のつけ方はこちらをご覧ください。
お客様の作品
アシンメトリーポインテッド蝶ネクタイのつくり方を見て、作ってくださった方の作品です。
外国人の旦那様に作ってあげた和柄の蝶ネクタイ。それぞれは古典的な着物の生地ですが、組み合わせるとモダンで個性的な雰囲気になりますね。赤が挿し色になって、とっても可愛いです♪
「作り方に書いてある通り、生地をうら返す時、心が折れそうになりました。慣れないうちはサラッとした生地でトライしたほうがよいかもですね。」とのことでした。
OHARICO型紙で作ってくれたお客様の作品も、写真を送ってくだされば掲載していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
他にはこんな蝶ネクタイの作り方もあります。
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