裏地のついた小さいサイズのトートバッグの作り方です。
直線縫いだけなので意外と簡単。いろんな生地でいくつも欲しくなってしまいます。
コツとしては、生地が厚くなるのでマチ針だと針が曲がったりしてしっかり留められないので細い両面テープや小さいクリップを使うと縫いやすいですよ。
持ち手はしっかりめのアクリルテープが便利です。
用意するもの
- お好きな生地 表地と裏地
- アクリルテープ 約140cm
- マグネットホック 1組(必要であれば)
ミニトートバッグA3印刷済み型紙
880円(税込)
A3用紙2枚に印刷した型紙です。
入り口の幅 | 深さ |
---|---|
32 | 20 |
A3用紙は発送の都合上、半分に折らせていただきクリアファイルに挟んでお送りします。
型紙をお使いいただくには、貼り合わせる必要がございます。
表地を縫う

表地を裁断し、型紙の目安に合わせて持ち手のアクリルテープを配置します。
こんなときは、細い両面テープが便利です。
型紙には2.5cm幅のテープの目安点線を引いてありますが、お好みの太さのテープをお使いください。
私は今回持ち手の幅が4cmのものを使いました。ちょっと幅が太いのでテープの中心から左右に6cmほど半分に折って、持ち手の部分だけ幅が細くなるように縫い合わせています。
同じものを2つ作ります。

テープの端から0.5cmのところを縫ってテープを表地につけます。上部は内側へ折り込まれるので、バッグの表になるところギリギリまで縫ってください。

縫い終わった裏側を見るとこんな感じです。
(テープが太いのでずれを防ぐために底の縫い代の中で横方向にも縫い付けました。)

片方の表地の端に両面テープを貼って、2枚を中表に合わせます。
端から1cmのところを縫います。

生地が重なって厚くなってくるので、角を斜めにカットしておくと仕上がりが綺麗です。

表に返して、表地の出来上がり。
バッグの入り口の折り返したところにマグネットホックをつけると安全性もアップ。
バッグの裏地をつける
バッグの裏地の型紙は生地の厚みを考慮して、表地よりもほんの少しだけ、一回り小さくなるように作っています。
表地と裏地を同じ大きさで作るとどうしても裏地がもたついてしまうからです。
なので、とても厚い生地を使う場合は縫い代の幅を少し広くして縫ってくださいね。

底が「わ」になるように裁断しているので、どちらかの側面に返し口を残して縫ってください。

裏地の中に、表に返した表地を入れてください。
これで表地と裏地が中表になります。

バッグの口を合わせて、端から1cmのところを縫います。
待ち針だと折れたり曲がったりしてしまうので、クリップなどを使うと便利です。
仕上げをする

返し口から表に返して、返し口を手縫いで閉じます。

バッグの持ち手とバッグの境目あたりは使い込むとミシン目が外れたり破れたりしやすくなるところです。

糸を2本どりにして、表地と持ち手をしっかりと縫い止めて補強しておきましょう。

ミニトートバッグの完成です。

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