夏は少しでも涼しく過ごしたいと、ノースリーブの服を着ることが多いです。でも外に出ると日焼けケアしたいし、冷房が効きすぎている場所に行くとちょっと羽織るものが欲しくなりますよね。そこで、ちょっと羽織るフロントホックカーディガンを作りました。
フロントホックなのでボタンホールを開ける必要がないので作り方も簡単です。シワになりにくくて軽くて薄い生地で作ってバッグに忍ばせていると安心です。
袖は七分袖くらいの長さにしています。
先日作ったフロントツイストワンピースの上に羽織ってみました。前のホックを外して肩にかけるかんじでも着こなせます。マネキンの肩幅がわりといかついですが、実際はもっと華奢見えすると思います。(人による?)
ロックミシンで縫うのを想定しているので裾と袖口以外は縫い代1cmにしています。
用意するもの
- お好きな生地110cm幅 約1.1~1.3m
- スプリングホック 1個
フロントホックカーディガン A3印刷済み型紙
A3用紙5~6枚に印刷した型紙です。
A3用紙は発送の都合上、半分に折らせていただきクリアファイルに挟んでお送りします。
1,430円(税込み・送料別)
バスト | 着丈 | 袖丈 | |
---|---|---|---|
S | 約80 | 約49 | 約38 |
M | 約84 | 約51 | 約40 |
L | 約88 | 約53 | 約42 |
XL | 約92.5 | 約56 | 約44 |
型紙をお使いいただくには、貼り合わせる必要がございます。
生地の裁断と印付け
必要なパーツ
生地を折り、型紙の「わ」の部分と生地の「わ」の部分を合わせて裁断します。今回必要なパーツは下記のとおりです。
- 前身頃 2枚
- 後身頃 1枚
- 袖 2枚
型紙についている二重の半円のマークを「わ」といいます。
生地を半分に折った折山に「わ」のマークを合わせて裁断します。
身頃と袖を縫う
柄が複雑な生地を選んでしまったので見にくかったらすみません。
前身頃と後身頃を中表に合わせてマチ針で留め、脇と肩の端から1cmのところを縫います。
ロックミシンで縫い合わせた身頃がこちらです。
袖を中表に合わせて端をマチ針で留め、袖下の端から1cmのところを縫います。袖なので左右対称に2枚必要です。
縫い代をアイロンで押さえます。身頃の肩と脇、袖を後身頃の方向へ倒します。
身頃と袖を縫い合わせる
身頃と袖それぞれのパーツの準備ができました。袖の左右を間違わないように気を付けてくださいね。
写真ではわかりにくくなってしまうので絵で描いてみました。袖と身頃を中表になるように、裏返した身頃の中に袖をいれてマチ針で合わせ、端から1cmのところを縫います。
縫い代は袖側にアイロンで倒して整えます。
全体を表に返すと身頃に袖がついてカーディガンの形がほぼ出来上がりました。
カーディガンの仕上げ
襟ぐり、前開き部分、裾、袖口にロックミシンをかけて端の始末をします。一筆書きのように続けてではなくても、エリアごとに端の始末をした方がやりやすいですよ。
裾と袖口は端から2cmのところを折ってぐるりとミシンでステッチをかけます。
襟ぐり、前開き部分は端から1cmのところで折ってステッチをかけます。
前中央の一番上にホックを縫い付けて完成です。ホックは好みにもよりますが「スプリングホック」と言われる小さいものがおすすめです。カーディガンの色に合わせて目立ちにくいモノを使ってくださいね。
ロックミシン初心者さんにも作りやすいカーディガンです。
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