型紙なしで作るタブリエエプロン

型紙なしで作るタブリエエプロンの作り方です。タブリエとはフランス語でエプロンのこと。後開きのオーバードレスで洋服の汚れを防ぎます。今回は型紙なしで作る方法をご紹介するので、小さいお子様用エプロンでも、大柄な方、小柄な方、どんな体系の人にでも応用していただけますよ。
後ろがたすきがけになるように着るタイプで、基本的には生地以外のパーツは使いません。お好みでボタンやレースをつけてアレンジしてもいいですね。使うたびに風合いが良くなるリネンの生地でエプロンを作っても素敵です♪
私は今回、和柄のコットンを使ってタブリエエプロンを作ってみましたよ。

タブリエエプロンの作り方

エプロンのサイズを決める


私はトルソーを使いましたが、実際は人の体で試すことになると思います。
エプロンにしたい生地を体にざっくりと巻き付けてみます。冬は厚着になりがちなので、普段着る服の中でたっぷりめのものを着て測ってみるといいですよ。

後ろで重なるくらいの生地幅が必要です。たっぷり重なると華奢見えするシルエットになるし、タイトめのほうが扱いやすいという人もいると思ので、重なり具合はお好みで。
ここから縫い代も引かれるので、ちょっと余裕があるくらいがいいですね。
あと、この時点で丈はだいたいどのくらい必要か測ってくださいね。

縫い代の始末をする


エプロンの縦方向の左右の端を1cmずつの三つ折りにしてマチ針で留めアイロンで型をつけます。

エプロンの上部を1cm、4cmの三つ折りにして同じようにアイロンで型を付けます。
角に重なる生地が多くて厚くなるので余分なところは切り落としてしまいます。

「三つ折りの角をすっきりさせる方法」を読んでね。
作り方と型紙 OHARICO

ズボンやスカートの裾、ランチョンマットやコースターの角などお裁縫では角の始末をす […]…


こんな風に角の生地を切り落とすことになりますよ。

折り目どおりにもう一度たたむと、角の厚みが減ってすっきりします。

三つ折りにした縦方向にコバステッチをかけます。

コバステッチとは?
端から1~2mmをミシンで縫うことを言います。ほかに端ミシン、コバミシンなどの言い方があります。


縦方向はステッチをかけましたが、今の時点ではまだ上部は元の折り目で折っているだけです。

ストラップの位置と長さを決める


生地を横方向に半分に折って、中心にマチ針で印をつけます。
ストラップを付ける位置にも印をつけます。これもお好みによるのですが、左右対称になるように対応する反対側の箇所にも忘れずにマチ針を打ってくださいね。

ストラップがこの位置でいいのか、長さはどうするのかをチェックするために長めのハギレで試してみます。
ストラップの幅を7cmにしたいので、ハギレも幅7cmになるようにカットして1mくらいを2本用意します。

角にストラップのハギレの角を合わせて、マチ針で仮止めします。

ちょっとシワシワになっちゃってるけど(笑)、先ほどのトルソーに着せてみます。

後ろからストラップを反対側の肩を通るように斜めにもってきます。

反対側のストラップでクロスさせるように、たすきがけ。

ストラップの長さを見ながら、前で先ほど印をつけた位置に仮止めをします。

ストラップの長さはどうか、中心からの付け位置はどうするかをチェックしてエプロンの顔に当たる前の部分のディテールを決めていきます。
長さが決まったら、ストラップのつけ根からつ付け根までをメジャーで測ります。

ストラップを作る


横はストラップの長さ+10cm、縦はストラップの幅+1cmを2倍にした長さの生地を2枚用意します。

縦方向に中表にして生地を折り、端から1cmのところにミシンをかけます。

縫い代をアイロンで割ります。

生地を表に返します。

ミシンでのつなぎ目が中央を通るようにアイロンをかけて整えます。つなぎ目があるほうがストラップの裏側にくるようにつけるので、表側にはつなぎ目が見えません。
これでエプロン用のストラップができました。

エプロンにストラップをつける


ストラップの両端を表側へ1cm折ってアイロンをかけます。

エプロン本体の端とストラップの端を合わせて、ストラップを折った部分がエプロン上部の三つ折りの折り目の中に隠れるようにセットします。

ねじれないようにエプロンの前側の遠い方の付け位置にストラップをもってきます。

同じように上部の三つ折りの折り目にセットします。

縫い代同士を端から0.5cmくらいのところで仮止めしておきます。しっかり留まるし作業がやりやすいですよ。

エプロン上部を端から端までマチ針で留め、コバステッチをかけます。

ストラップのつけ根にあたるところは、四角く縫ったり、クロスに縫ったり、Zに縫ったりと縫い目のデザインは自由でいいですが、しっかりと縫い留めておきます。

裾の仕上げとポケットをつける

エプロンの形自体はできたので、もう一度試着をして、裾の長さをチェックします。裾を三つ折りにしてミシンをかけます。

試着をしたときに、ポケットの位置や大きさもチェック。ポケットは、四角でも丸でも、1つでも2つでももっとつけても!自由にお好みの位置でつけてくださいね。

私はポケットの出入り口が斜めに切れたような形にしてみました。型紙なしなのでフィーリングで作ったおおきめポケットです。

型紙なしのエプロン完成


タブリエエプロン完成~♪
結ぶ手間なし、かぶるだけのエプロンなのでパッと着たいときもパパっと脱ぎたいときもとっても便利です。
布以外の副資材を使わなくても作れるので、服を作れるほどの大きさはないけれど、何か作りたいなというとっておきの生地をもてあましてる人にもエプロンづくりはおすすめです。

たっぷり大きなポケットをつけたので、使い勝手が良さそう。シンプルなので物足りない人は胸元や裾にフリルをつけてもいいかもしれないです。

後ろ姿もクロスですっきりしていますよ。普段使いにヘビロテしそうなエプロンが完成しました。

型紙なしでつくれるのでぜひ作ってみてね。プレゼントにも喜ばれるよ。
ちなみに、今回私がタブリエエプロンを作るにあたって、使用した生地の用尺はこちらです。ご参考までに。
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