小物づくりや、バッグづくりなどにハトメを使うと穴がしっかりするし、デザインのエッセンスとしても使えたり、ハンドメイドのものがプロっぽい雰囲気に仕上がります。ハトメパンチを使う簡単な方法をご紹介します。
用意するもの

打ち具を使ってつける方法もありますが、このハトメパンチでつけるととっても簡単です。
私が持っているのはスナップボタンとハトメと両方できるタイプ。一つ持っているといろいろ使えて便利ですよ。

下穴をあける

ハトメのコマが通るように下穴をあけます。生地によっては目打ちだけでゴリッといっちゃってもいいですが、今回はスクリューポンチを使った方法を説明します。
これはフルセット。これだけあれば何でもできそうです(笑)
私は1mmと3mmを持っています。これでも十分。
革小物を作るときのカシメの下穴とか、ベルトの穴とかいろいろ使い道があるので、これもあると便利です。
セットじゃない場合は、ビニ板も必要ですね。
まずは、目打ちで穴を開けたい場所に印をつけます。

スクリューポンチでぐさっと押すと綺麗に穴があきますよ。今回は3mmの刃先を使っています。
手持ちの道具だとコマの直径のほうが少し大きいです。3mmだとコマが通らないので、こんな時はさらに目打ちで穴を広げます。広げすぎないように気をつけて!

ハトメのコマっていうか玉っていうか・・・をセットします。
表側はつるっと綺麗な状態です。
裏側は、生地を突き抜けて顔を出している状態です。ここで目打ちの先などで繊維をできるだけ綺麗によけておきましょう。
いよいよハトメパンチを使う
こちらのハトメパンチで説明します。

このハトメパンチの黒いところがゴムの輪っかになっていて取り外しができます。今回は外したほうが使いやすかったので、上側のゴムを外します。今、下側になっている黄色い台は軽く上に引っ張ってぐるっと回すことができるんです。ぐるっと回してみてください。
上下逆さまにしてみました。これでハトメパンチの準備完了です。

先ほど用意したハトメのコマと生地を下の台に載せます。ちょうどよくハマルところが手の感覚でわかるようになっています。
これでゆっくりかつ大胆にパンチング。力が強すぎても潰れるし、弱すぎたらはまらないので本番前に何回かいらない生地で練習してみてくださいね。
うまくパンチできると、こんな感じにコマの先が開いて留まります。
穴の補強にもなるし、慣れると意外と簡単ですよ





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