ぞうきんの縫い方

ミシンを初めて買った人、初めてミシンを触る小学生の定番のお題、ぞうきんの作り方動画を作ってみました。
私も初めてミシンで縫ったのは雑巾だったかな。おばあちゃんの足踏みミシンを使って縫ったので電動ミシンを使うよりももっと危なかったです。
どんなものであれ、縫いあがると嬉しいものですよね。
私は子供がいないですが、機会があれば子供たちにミシンを使ったぞうきんの縫い方とか教えたいです。

雑巾を縫うコツ

「ぞうきんくらいなら縫えるわー」と言ってしまいがちですが、雑巾づくりにだってコツがあるんです。
タオルの折り方がポイントで、動画の中では端っこが綺麗になるように折っています。
ふつうに折ると、端っこが4枚になってバラバラするし、縫いずれがおこって汚くなっちゃうんですよね。
押さえ金の圧力が強すぎると重なっている上の布が進みにくくなって、下の方の布だけが進んでいって綺麗に畳んだはずの雑巾が斜めにずれてしまったりするんです。
タオルを4つに畳むと布に厚みがでてくるからできるだけ重なっている布が一緒に進むようにきをつけて縫ってくださいね。

ぞうきんは日本の文化

そうなんです。雑巾は日本の文化なのです。
お寺の子じゃなくても、私たちは幼稚園の頃から雑巾に触れ、床にはいつくばって雑巾がけをしてきましたよね。
汚れたらポイ捨てするんじゃなくて、また洗って何度も使う。そして雑巾を絞るんです。欧米では絞る行為をしないのでおにぎりを握るみたいにぎゅっとするだけなんですって。
あまりちゃんと水が切れてなさそう。
日本が清潔な理由のひとつに雑巾が大きく関係しているんだそうです。
いろんな使い捨ての掃除用具がでてきたり、床がカーペット貼りだったりして、わざわざぞうきんを縫わなくなってきたのも事実なんですが、この機会に雑巾のある生活を復活させてみようかな。
縫ったぞうきんのある生活、意外と新鮮かもしれないですね。