孔(あな)を補強してフックをつける
孔が空いているので、そこにフックをかけるだけで活用できそうなのですが、有孔ボードのベースはベニヤ板のような薄いモノなので、重みのあるハサミや道具をかけたり外したりしていくうちに孔がべりっと割れる可能性があります。なので、しっかりと補強をして安心して使えるものにしたいですよね。そこでとっても役に立ったのが、SXプラグです。
SXプラグはこんな形のものです。フィッシャープラグとも呼ばれています。石膏ボードの壁のように後ろが空間になっていたり、柔らかい素材の壁にネジを打つ時などに使うものです。要するに、しっかりと打ち込みができない壁に部分的にプラグを入れて、次にはいってくるネジをキャッチする役割ですね。
これ、有孔ボードにぴったりなんじゃないかと思って、はりきって100本入りを買いました。

ボードの穴とフィッシャープラグの穴の直径がぴったり同じなので、そのまま押し込むだけでは簡単にははいりません。金づちなどでフィッシャープラグを打ち込みます。


平らになるところまで打ち込みます。プラグの長さ分までのねじなどをしっかりと差し込めるようになります。

プラグをいれたところにフックをつけると、重みのあるハサミをぶら下げても安心♪
定規の収納

定規などの細長いモノの収納を作ります。適当に細長く切った革の四隅にパンチなどで穴を開けます。

革を付けたい場所に位置を合わせ、フィッシャープラグをあらかじめ打ち込んでおいてから、革をのせてネジで留めます。フィッシャープラグの中は先になるにつれて細くなっているので、少し太めのネジをぐりぐりと入れていくとがっしりとキャッチしてくれます。

そこに定規など細長いものを差し込んで完成です♪
革のポケットを作る

革のポケットを作ってそこにコマゴマした道具を入れたいと思います。まずは土台になる革をカットします。メッシュの革があったので雰囲気があいそうだからそれを使います。土台の革と縦方向は同じ長さで、横方向をたっぷり長めにカットします。
ポケットになるほうの革の位置を5cmくらい下にずらします。道具の形に合わせて上から載せる革のたるみ具合を決めます。カッターナイフはここ、ペンチはここ、と場所が決まっていると片付けやすいし使いやすいですよね。
仕切り部分は縦にミシンをかけて縫います。
すべての道具の仕切りポケットができました。下方向にずらした分だけ革があまっているはずなので、裏側に折り返して、横方向に一気にミシンをかけます。
先ほどと同じように、取り付ける位置を決めたらSXプラグを打ち込み、ねじ止めします。
道具を入れたら、すっきり。収まるべきところに収まるって気持ちいい。
私のミシンでは革を縫えるので革ポケットにしましたが、端の始末をすれば布で作ってもいいですよね。
流木を使ったスタンド
ほんと、偶然出会って思いついたものを形にしていっただけなのですが、たまたま海辺に行ったので流木を拾ってみました。自然のものを採り入れるとなんともいえぬオーラを放ってくれます。
ナチュラル感というよりほんとのナチュラル。流木DIYに挑戦です。
これだけDIYが好きなわりにたいしていい道具はもっておらず、大量にいろいろ入った格安のドライバーセットを使っています。
使うドリルの先はだいたい同じで、謎の道具もたくさん入っています。
この謎の道具の中にどうやら穴を綺麗に開けられるらしき武器をみつけたので使ってみます。ちょっと、名前もなんとお呼びしていいかわかりかねます。
先っぽがぐっと刺さって、ドライバーで回転していくにつれて穴をあけてくれるようです。
想像以上に簡単に綺麗な穴が開きました。ちょっと感動。流木との相性もいいみたい。この武器使ったら笛とか作れそう♪
流木の両端のほうにフックを埋め込んで、有孔ボードにひっかけられるようにしました。何かと探しまわる着脱式ドライバーの先を並べて収納できる流木スタンドの出来上がり。
まとめ

収納したいものの形に合わせていろいろと作ってみました。
モノづくりをするとモノが増えます(笑)。
この壁面があるだけで道具も探しやすくなるし、アトリエも片付きやすくなるのでとっても便利です。なんか作ろうっていう気持ちになるうワクワク感もあるし。
大工道具に限らず、キッチン道具や釣り道具などなど趣味や実用の収納にも使えると思います。何か誰かのお役に立てるアイデアとなれば嬉しいです。




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