OHARICOのプリーツマスクと立体マスクは大人から子供まで対応できるようにそれぞれ、大・中・小の3サイズをご用意しています。
ご用意したサイズでぴったりの方もいらっしゃれば、もっと大きいサイズが欲しい、もっと小さいサイズが欲しい、縦の長さが足りない、縦はちょうどいいけど横がもう少し長かったら・・・などなど顔の形や大きさは千差万別、小顔でもすっぽり包まれている感が欲しい人は大きめがいいとおっしゃる方もいらっしゃいます。
そこで、自分にぴったりサイズにアレンジしたマスクの型紙を手に入れるために、補正の仕方を解説します。
OHARICO型紙には5cm×5cmの「確認用スケール」がついています。型紙が100%の大きさで印刷されていればこの確認用スケールを定規などで測ると5cm×5cmになっています。
※一部のプリンタでは数ミリずれる可能性がありますがその場合は、プリンタのメーカーにお問い合わせください。
大きさを調整するにはプリンタやコピー機で全体の倍率を変える方法と、縦方向だけ、横方向だけを変更する方法があります。
プリーツマスクの型紙の補正の仕方
プリーツマスクは四角い型紙なので補正の方法は簡単です。
プリーツマスクの型紙を縦に伸ばす場合
縦方向に伸ばしたい長さ分だけ型紙の外側に平行に線を引いて伸ばします。縮めたい場合は内側に平行線を引いてそこでカットします。
ただし、プリーツの幅が変わってくるので増減した分量だけ3つのひだに振り分けるか、上下の広い部分に増減した分を振り分けるなどの調整が必要です。
計算で算出するよりも、アイロン定規を使ってプリーツマスクを作る方法でアイロン定規の幅を少し調整するほうが簡単で実用的だと思います。
プリーツマスクの型紙を横に伸ばす場合
横方向に幅を伸ばしたい場合は伸ばしたい幅の半分の量を型紙の外側に平行線を書き足してつなげます。縮めたい場合は縮めたい幅の半分の量を型紙の内側に平行線を引きます。
生地を半分に折って「わ」で裁断するようになっているので、例えば横幅を全体で1cm伸ばしたい場合は型紙を0.5cm伸ばすことになります。

立体マスクの型紙の補正の仕方
立体マスクの場合はプリーツマスクほど単純ではないですが、「型紙を切り開く」という方法で調整することができます。何度か試行錯誤を来る返す必要がありますが、自分のお顔にぴったりの型紙が作れればとても快適ですよ。
型紙を縦に伸ばす場合
型紙を水平方向に真ん中あたりでまっすぐにカットします。
型紙の裏側に別の紙をあて、縦に伸ばしたい分だけ間隔を開けてセロハンテープなどで留めます。
型紙を切り開くことによって隙間ができるので、そこをつなぐように線を描きなおします。
直線はまっすぐ線を引きなおすだけで大丈夫ですが、曲線はつながりをよくするために隙間の外側から自然な曲線になるように描きなおします。描きなおした線で別紙ごと切り取り、縦方向に補正した型紙の完成です。
型紙を横に伸ばす場合
型紙を垂直方向に真ん中あたりでまっすぐにカットします。
型紙の裏側に別の紙をあて、横に伸ばしたい分の半分だけ間隔を開けてセロハンテープなどで留めます。


開いた隙間だけをつなごうとするときれいな線にならないので、赤線で描いたように点と点を結びなおしてください。
描きなおした線で別紙ごと切り取り、横方向に補正した型紙のできあがりです。

コメントを書く