二重窓のつくり方

DIY 二重窓の作り方

既製品では満足できず温かみがあって、実際に暖かくなる二重窓をつけたいなと思っていて、時間はかかったけどようやく作りました。

二重窓を作ると決めました

私の洋裁アトリエは鉄筋の家の1階北側なのですが、冬がとにかく寒い。
昭和の古い家なので窓からの隙間風も入ってくるから、プチプチを窓に貼ってみたりスポンジを窓枠に挟んだりしてみたものの、焼け石に水というのか、寒々しくて全くその逆というのか、冬はほんとやる気なくなってました。

去年までは。


一緒に二重窓を作ってくれる心優しいDIYが得意な友達に手伝ってもらって今年の冬は今までとは全然違いました。しかも既製品じゃなくて手作り感あふるる心も温まる二重窓になりました。ほかの人からどう見えるかはわからないけど、私にとっては最高の二重窓です。

設計から木材カットまでの流れはこちらの記事をご参照ください。

木工DIYにとりかかる前にやること

昭和レトロな雰囲気を目指してみました。

二重窓のレールを取り付ける

二重窓をつけたい窓枠が、奥行き10cmほどだったので、その上下にレールになるものを取り付けます。
阪神大震災なども経た古い家なので、サイズを測ったら誤差が結構あったといういきなりの予定外からスタートしました。

二重窓のレール

コの字型のアルミチャンネルを窓枠の幅にカットして、2本ずつビスで上下に固定します。

このレールの中を戸車というコロコロのついた金具が通る予定です。

ひとつの窓に2つの戸車をつけるから4つ必要です。
内寸16mmのレールに、窓の木材の厚みが12mm、戸車の幅がそれ以下という組み合わせで作りました。

二重窓の木材をカット

もでりんの設計画面

簡単木工作図ソフト もでりん V3で設計した二重窓。

木取り図

ホームセンターに行って、木取り図通りカットしてもらいます。
ヒノキを使用して、ペイントはしないことにしました。部屋の空気が綺麗になりそう・・・な、イメージ。

窓枠のイメージ

セルフ工房で、カットした木材をさっそく組み合わせてみます。
アレ?まあまあ誤差があったので、

コーナンセルフ工房

鉛筆で線を引いて、電動糸ノコを使ってカットします。

木材カット

ハンドメイドだから誤差も味のうち。でも、できるだけきっちり作りたい。

戸車をつける

戸車の印をつける

戸車がつけられるように切り落とす部分の印をつけます。

戸車がはいる部分を切り落とす

曲線のカットは難しいので、器用な友達がやってくれました。

下穴をあける

戸車のねじがはいる部分の下穴をあけておきます。

戸車を木材に接着

じゃーん。戸車が木材に接着されました。コロコロ~♪

窓枠を組む

下穴を開ける

いよいよ窓枠を組んでいくのですが、その前に合釘のための下穴をあけます。

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普通の釘って片方が金づちで叩く頭になっていて、片方が中にはいるようにとんがっていますよね。
合釘っていうのは両方がとんがっているタイプの釘です。
これを中に入れることによって木材を接合させると、釘はみえないのにしっかりとひっつくというスグレモノです。

合釘を片方打つ

合釘の片側を埋め込みました。ゴム製の金づちなどでトントンと叩きます。

クランプで固定

合釘をつかって接合させるのは奥行きがずれないようにしなければいけません。端材ごとクランプで固定して通り道をつくり、垂直に接合します。このクランプは100均で300円で売ってたものです。なんでもあるね100均。

窓枠の中身が完成

悪戦苦闘しましたが、窓枠の中身ができました。キキ

窓枠の外側

外側の枠もくっつけていきます。

二重窓の枠が完成

二重窓の枠が完成~♪

窓をつける

ポリカーボネート

窓はガラスではなくポリカーボネートを使います。軽くて、丈夫で、断熱性に優れているので二重窓DIYにぴったりの素材です。

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窓の内側をマスキング

窓の内側をマスキングテープでマスクします。
※床を傷つけないように透明のマットを敷いています。

表面もマスキング

窓の表面にもちょっと太めのマスキングをします。

窓を仮でいれる

ポリカーボネートはカッターで切るのですが、いかんせんハンドメイドなのでひとつひとつの窓に多少のズレがでてきてます。
なのでぴったりあう窓にカットするために、一枠ずつ細い油性ペンで窓の形をポリカーボネートに写してから、カッターで切りました。

透明シリコン

窓をはめて、キワに透明のシリコンを流すという作戦で窓を固定することにしました。
もっと楽につけるには、窓枠より大きめにポリカを切って、後からタッカーで留めるという作戦もあったけど、隙間ができちゃうし。ハリボテ感もでそうだったし。手間はかかるけどシリコン作戦に決定しました。

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シリコンを指で伸ばす

シリコンを指で伸ばします。窓にもマスキングをしているので、多少ぶれても大丈夫。

窓ができた

窓ができました~♪
シリコンが乾くまで、焦らず2日くらいそっとしておきましたが、きっとそんなに置かなくても多分大丈夫。
もうここまで来たら失敗したくないのでできるだけ丁寧に作業するように心がけてます。

最高の二重窓が完成

木くずで隙間を埋める

ハンドメイド二重窓ゆえに、ところどころ隙間もできてしまっているのですが、目立つところは木くずを薄くカッターで切ってうめこんだりして最後の仕上げをします。目立たないところは「味」ということで。

いよいよレールに窓をはめるわけですが、このままだと入りません。
はめ方としては上側を先にズボッと入れて、そのあとで下側をはめこむのですが戸車が飛び出しているのでそこがレールにあたってはいらないのです。
窓枠のレールを削る
そこで、レールが入る場所をコツコツと削り出します。地味に大変な作業だけれど、これをやっとくと後から自分でも窓を簡単に外して掃除したりできるのでとってもいいです。

ヒノキの二重窓

ステンドグラスシールを貼って、最高の二重窓の完成です~♪

二重窓の夜

二重窓、夜バージョン。

手伝ってくれた友達のおかげでこれまで過ごしにくかった冬とはおさらばして、とっても快適な冬を過ごせました。
誰かと一緒にモノづくりをするのも楽しいなと思えた経験でした。感謝。


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