直線縫いだけでできる☆型紙いらずの立体スカート

この立体スカートを着ていると結構褒められるので調子に乗ってたくさん作ってます。サイズも作り方のルールさえわかれば手元にある生地の幅から計算して作れるようになっているので型紙いらずでできるスカートです。しかも直線縫いだけでできるんですよ。

あっちゃん笑顔
ストライプの入った生地を使うと面白いシルエットに仕上がるからオススメ。

立体スカートを作る生地について

冬物だとウールで作ったり、春夏ものだとコットンでつくったり、気に入ったデザインのスカートの作り方がわかれば一年中楽しめますよね。着てみると立体感がでてとっても個性的なデザインのスカートに仕上がります。無地よりも、柄物でつくるほうが面白い形だと思いますよ。

上の写真のスカートの生地は大好きなechino(エチノ)の綿麻生地です。
古家悦子さんというテキスタイルデザイナーさんの生地なのですが何年か前のものなので全く同じものはもう手に入らないと思います。

古家悦子さんのechino(エチノ)の生地はこちら。いろいろなデザインがあるから見てるだけでもワクワクします。カラーリングもお見事です。

ブランド生地なのに値段もお手頃なんです。麻がはいってるし、しわしわになるのでは?と思ってましたが、新しいうちはたしかにしわはつくけど、スカートを何回か履いて洗濯を繰り返していくうちに、くったりした風合いになっていってむしろそのくったり感が着心地がよくなっていきます。

スカートの写真だけみるととっても複雑なつくりに見えるけど、実は生地のデザインが複雑なのでそう見えるだけで、スカート自体の作り方はもっと単純ですよ。

こちらは、帯をリメイクして作りました。

着物リメイクスカート

もともとは昼夜帯です。昼夜帯というのはリバーシブルの仕立てになっている両面つかえる帯で、裏面と表面の柄の相性がそもそもいい感じで作られているのでそれを活かして1枚の布に組み合わせることでスカートにリメイクしました。

あっちゃん笑顔
帯や着物からスカートにリメイクするのも楽しいよ。

着物も着物リメイクも好きなので洋服の型紙を作るときにも、反物の幅に入りそうなものはそれを計算して切り替えをいれたりして型紙をつくることもあります。
こちらのパンツは洋服の生地でも、着物の生地でもたくさんつくりました。

着物リメイクワイドパンツの作り方と型紙

実は、こちらのトップスもそう。着物リメイクや帯リメイクでも作れる型紙となっています。

ノースリーブアシンメトリートップスの作り方と型紙

立体スカートの作り方

さて、前置きが長くなってしまいましたがいよいよ立体スカートの作り方です。

円形にカットする

正方形の生地を四角く4つ折りします。
ヒップのサイズにゆとりを足してそれを6で割った数字を半径として生地を畳んだ中心から円弧を描くように切り取ります。この切り取った布は広げると正円になってます。

立体スカート型紙

図のように同じ色の線同士を縫い合わせます。

スカートを縫い合わせる

こちらも同じ色の線同士を縫い合わせます。これにウエストベルトをつけるとあら不思議、立体スカートの形になります。

あっちゃん真顔
テーブルクロスをイメージしてもらうとわかりやすいかな。
こちらのスカートは嬉しいことにたくさんの方に見ていただいていて、当初お手持ちの生地を四角く縫ってスカートにする方法もありますよ!程度の記事のつもりだったのですが、たくさんご質問をいただいたのでできるだけお応えしていこうと思います。以下に説明を追記しています。
もし、OHARICOを参考にして作った作品があれば、ぜひお写真送って欲しいです。
お写真を送ってくださる場合は、まずはお問合せからメッセージくださいね。

ウエスト周りの処理のしかた

ウエストはゴムベルトを直接つける方法と、ウエスト周りにニット生地を足してスカート丈を長くする方法があります。
ゴムベルトを付ける場合はこちらをご参照ください。

ウエストゴムベルトのつけ方を知っておけばスカートが簡単に作れるよ

スカートの丈が短くてもう少し長くしたいけど生地が足りないという場合は、ニット生地を足して切り替えます。
こちらの記事の「ウエストの切り替え部分とゴムを通す」をご参照ください。

プリーツ&ギャザーのアシンメトリースカートの作り方と型紙

ウエスト切り替え部分の型紙は、下の図のオレンジ色の部分です。短い辺が「わ」になっていて、同じものが2枚必要です。
幅の計算方法は、カットした円周の半分の長さになります。高さはお好みで変えてくださいね。

ウエスト切り替え生地の型紙

ウエスト側が少し細くなるように斜めにカットすると体のラインに近づくのですっきりしたシルエットになります。

使用した生地の用尺について

サイズに関してお問合せいただいたので掲載させていただきます。

立体スカートの生地サイズ

生地のサイズは図の通り。こちらは縫い代を含めた数値です。

立体スカートに必要な布

生地の用尺はこのようになります。つまり、幅88cm×長さ2m。

あっちゃん笑顔
気に入った布を見かけたら、2m買っておこう♪

このサイズでウエストをゴムベルトにするとだいたい膝丈くらいになります。
私は、膝丈よりもう少し長いほうが好みなので、ウエスト部分に生地を足しています。

ウエスト切り替え用尺

ウエストを切り替える場合は、別途生地が必要です。

あっちゃんウインク
お好きなサイズで作ってね。

着物リメイクで作る場合の用尺

着物や帯で作る場合どう言う風にするのかというご質問をいただきました。
基本的な作り方は同じなのですが、一番大きいスカートになる部分は縫い代1cmで縫い合わせて、縫い代をアイロンで開きます。
縫い合わせて正方形になれば、普通の生地とおなじようにつくっていけばオッケーです。

ここにきてぶちあたるのが、
正方形を作るには一体何センチでカットしたらいいのか問題
ちょっと算数が必要ですが考え方を説明します。

反物の幅は、モノによって違いはありますが大人の女性用だとだいたい36cm~39cmです。
ここでは仮に反物の幅が36cmとします。
縫い代1cmで縫い合わせるとすれば、図のように真ん中は34cm、端は35cmとなります。

着物リメイクスカートの用尺

正確に縫い合わせたら、104cmの幅になるわけです。
ですので、正方形を作るには長さ104cmのところでカットすればいいということになります。

あっちゃん真顔
心配な場合はもう少し長めに切っておいて、縫い合わせてから調整してもいいよ。

用尺の考え方に当てはめると、
着物で作る場合に必要な長さ
104cm×7=728cm
反物の幅をめいいっぱい使うなら、7.28メートルの長さが必要です。

それより小さいサイズのスカートを作る場合は、逆算して縫い代の幅を広くするか、縫い合わせてから端をカットすればいいと思います。

着物や帯に限らず、普通の生地で柄物の生地と無地をつないだり、柄と柄で縫い合わせたりしても立体的なので面白いニュアンスのスカートになりますよ!


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