帯でリメイクトートバッグの作り方

帯でリメイクトートバッグの作り方

ブラックフォーマルのサブバッグが必要になったので、帯でバッグを作りました。
お葬式や四十九日など喪服で出かけることが続きます。
数珠やハンカチをいれる小さいバッグは持っていきますが、こんなときサブバッグとして黒いバッグが必要になることありませんか?
ちょっと遠くの親戚だと帰り道羽織るものが必要だったり、何かと荷物も増えるのでひとつは用意しておきたいものです。
今回は喪用のバッグを作りましたが、もちろん華やかな帯でも作り方は同じですよ。

帯は両面帯や昼夜帯などリバーシブル仕立ての帯を使い、内側もいっぺんにできてしまう作り方です。帯の中にはいっている芯もそのまま使って、カチッとした雰囲気を演出します。
内ポケットなどはつけないシンプルなトートバッグです。型紙も必要ありません。

用意するもの

  • 両面使える帯 1本

①帯を裁断する

喪服用の帯
リバーシブル仕立ての喪服用の帯があったのでこちらを使いました。
手先があらかじめ折られている帯なので、お太鼓部分をバッグ本体の面に使い、側面は手先の端から切り、持ち手は残りの手先からカットします。

帯バッグの裁断
バッグ自体の出来上がり幅を40cmとすると、左右に縫い代をいれて42cmで2枚カットします。
側面はバッグ本体の3辺を囲むようにつけるので、帯の幅×2+42cmこれに縫い代と縫い合わせた時のズレを考慮して5cmほど余裕をもってカットしておきます。
持ち手は、手でも持てるし、ちょっと荷物が増えて肩にかけたい時でも通しやすい長さにしたかったので60cmにしました。肩にかけない場合はもう少し短くてもいいかなと思います。

②持ち手を作る

持ち手用の帯を裁断
持ち手は帯の手先を使うので、半分に折れています。

持ち手を2枚にカット
2枚に分けたいのですが、帯の縫い目を外すのが大変なので左右をカットして2枚に分けます。

持ち手の芯
帯の中にはいっていた芯を幅4cm、長さ56cm(持ち手の長さ-4cm)に2枚カットします。

持ち手に芯をいれる
持ち手の生地で芯をくるむように配置します。

マチ針でとめて芯をくるむ
マチ針でところどころ固定しながら、芯を包みます。生地の両端は内側にはいるようにして隠してください。

アイロンで型をつける
長さ方向に包めたら、アイロンで型をつけるようにプレスして、いったん広げます。

持ち手の角の処理
短いほうの辺を芯に沿ってたたみ、先ほどの折り目に合わせて再度芯を包みます。

持ち手にステッチをかける
端から5mmのところを一周ぐるりと縫います。

バッグを持ちやすくする
持ち手が4cmの幅のままだと少し太いので、バッグを掴むあたりだけを細くしたいと思います。
持ち手を半分に折り、中心に待ち針で印をつけ、中心から左右9cmの部分を内側に折り、端から5mmのところにミシンをかけます。始めと終わりはできるだけしっかりと返し縫してください。

トートバッグの持ち手
持ち手はこんな形になります。短い距離だけれど生地が分厚くなるところなので、ミシンのパワーが弱い場合は、持ち手をはじめから細く作るのでもいいかなと思います。

バッグに持ち手をつける
バッグ本体の中心から、横方向に7cm、縦方向に8cmのところに持ち手の角が来るようにあわせ、ミシンで縫いとめます。

③バッグ本体を縫う

縫い代の芯をカットする
本体の中に入っている帯の芯を、左右1cmカットします。鉛筆などで印をつけてカッターで切り落としてください。生地を切ってしまわないように注意!帯に芯が縫い付けられている場合は端から1cmだけほどいて切ってくださいね。

バッグの端の処理
端の布を内側に折りこみ、端から5mmのところにミシンをかけます。

側面をつける
側面にする帯の端の片方が手先の端なので、端の処理があらかじめされていると思います。カットした切り口になっている場合は先ほどと同じように端の始末をしてください。
本体と側面の端(手先の端)を外表に合わせて、高さ方向の一辺を合わせます。端から1cmのところを、本体の過度の1cm手前まで縫います。

バッグ側面の角の始末
底面の端を合わせて、始まりと終わりどちらも1cm控えて縫います。

鞄の角を縫うコツ
どんどんバッグが立体的になっていくので縫いにくいかと思いますが、角を縫うときはなるべく角になる布をぺったんこにしてよけておいて、待ち針のかわりにクリップなどで挟むと比較的縫いやすいです。

バッグの底面を付ける
3辺目を縫う前に、仮留めをした状態で縫い終わりの端を確認しておきましょう。
バッグ本体の口の部分と合うところに折り目を付けます。中に芯がはいっているので手でしっかり折り目をつけるとくっきりと折れます。折り目が付きにくい場合はアイロンで抑えてください。

バッグの端を折りこむ
折り目をつけたところで中の芯をカットし、残った生地を内側へいれこみ、端から5mmにステッチをかけて始末します。
側面の端の処理をしてから、バッグ本体と縫い合わせます。

バッグの裏面をつける
バッグの片面と側面がついたら、本体のもう片面も同じように縫い合わせていきます。

帯リメイクバッグ 喪服用バッグ
これで出来上がり!でもいいのですが、バッグの底面の端も端から1cmのところを縫っておくと、よりカッチリ感がでますし、角の端がうまく縫えなかった場合でも隙間があいてるかも?という心配がなくなります。

帯のリメイクバッグなんて普段のファッションでは持たないという人でも、黒のフォーマルバッグはいざというときに必要になったりするのであるととっても便利です。

柄やサイズを変えて、もうちょっとハッピーなバリエーションを作ってみたいと思います。