ミシンコレクション

ミシンコレクション

いまどき、ミシンを持っている人も珍しくなってきたのかもしれないけれど、母親世代、おばあちゃん世代のにはミシンて定番のお嫁入り道具でしたよね。
いろいろなミシンと触れ合う機会があったのでフォトコレクションと触ってみた感想を書いてみました。

ところでミシンの語源て知ってますか?
Sewing Machine、ソーイングマシーン、マシーン、マシーン、ミシーン、ミシン バンザーイ!バンザーイ!
ってことで黒船でやってきたその機械はミシンと呼ばれるようになりました。

アメリカでミシンが商品化されていた頃、日本は江戸時代の末期、徳川十三代将軍家定の奥方である篤姫さまに献上されたのが最初のミシンです。
そう、あの篤姫です。大河ドラマでもそんなシーンがありましたよね。

ミシンがある程度普及してくるとやはり故障はつきもの。とくに海外からの輸入品は故障が多くて、ミシンの修理で生計を立てていた兄弟がいました。安井兄弟、安井ブラザーズ。そうブラザーミシンの創始者です。ブラザーの作ったミシンは製品が安定していて故障しにくい。さすがメイドインジャパン!ブラザーのミシンはまたたく間に売れました。

ミシンの歴史について紐解いていくとまだまだ奥は深くて面白い話がありそうです。

直線しか縫えないけどパワフルな足踏みミシン

足踏みミシン
これは私が愛用している足踏みミシンです。とにかく強い。分厚いものも楽々縫えるのでバッグづくりや帯を縫うときにも重宝しています。
家庭用の足踏みミシンは豪華な装飾、たくさん引き出しがあればあるほどお高くて見た目も華やかです。工業用ミシンはもっともっとシンプル。シンプルだけれどインテリア的にも黒がいいなーと思ってネットで探しまくっていたらある日ミシン屋さんのブログに載っているのをみつけて、その記事を書いた日から1週間も経ってなかったので、即電話してすぐ見に行って買うことを決めました。
状態もとてもよくて、5~60年ほど前のミシンなのですが現役バリバリで使えます。

足踏みミシンの板
人力で動くミシンなので足を踏むタイミングを間違えると逆回転するみたいですが、私、子供の頃初めて触ったミシンがおばあちゃんの足踏みミシンだったので特に問題なくつかえましたよ。

ただ、特に古いミシンを買うときは頼れるミシン屋さんが近くにいるといいなと思います。

足踏みから電動ミシンへ移行した時期のミシン

古い電動ミシン
こちらは机と一体型のミシンです。おそらく30~40年ほど前のミシンだと思います。足踏みミシンの流れから来ているのだと思うのですが、机には引っ付いているけれど踏むところは電動。

たくさん縫うと足も疲れるしね、電動にしたらいいんじゃない?

と、会議で決まったんじゃないかと思います。

安井ブラザーのメイドインジャパンのお品物です。机に定規のメモリがついているところが気が利いてていい!しかもそのメモリが消えかかったりしていないところをみるととってもきれいに使ってたんだなって思うし、いい塗料を使っているんだと思います。縫ってみた感じのパワフルさ、ブレのなさはやはり直線専用ミシンならではの強さを感じます。

机と一体型のミシン
足で抑え金を上げる部分もついてるし、たたずまいはアナログ感が残ってる。なのに電気で動くというギャップのたまらない逸品です。

机とミシンを切り離したらいいんじゃない?となったハイテクミシン

鉄のポータブルミシン
机とミシンが一体型のタイプの欠点は、ズボンの足などの筒状になったものを縫いにくいんです。それと持ち運びができないこと。で、それを解決すべく出たアイデアが、

「ミシンと机を切り離そう!」

ということだったんだと思います。会議でそう決まったんじゃないかと思います。
で、切り離した結果、ミシンは鉄でできているという部分は残りました。
つまり、このミシンめちゃめちゃ重たーい!

重たいけどポータブルっていう矛盾はかかえつつも、コンピューターを導入しているので、文字をいれたりいろんな縫い方もできるようになっています。
スイッチオンしてみてないけど気になる、とっても気になるミシンです。30年くらい前のものなのかな。

訪問販売が流行ってたかもしれない頃のミシン

訪問販売ミシン
20年くらい前かな、訪問販売でミシンを売るのが流行ってたというかそんな人が来てしまう時期がありませんでした?まさにそのミシンです。うちの実家にも似たようなのがありました。
いくらで買ったのかとかローン組まされたのかとかどうかとかは置いといて、やはり前回のミシンの反省が活かされているのかプラスチックでできていて軽い。
いろいろな縫い方ができるわけではないけれど、ボタンホールもできるしちょっと飾り縫いもできるし、操作性も簡単。
嫁入り道具にミシンは持ってこなかったけどご家庭にひとつあってもよろしいんじゃないかしら?っていう気分になるミシンです。

モノのわりに値段が・・その販売方法はどうかと・・・以外の欠点をひとつあげるとすれば、

針が折れやすい。

たいていの人は、針が折れて1回くらいは交換するけど、そのうちストックの針もなくなって、針を買いに行くことも忘れて、ミシンの蓋を開けることも忘れて気が付いたら、あれ?こんなにうちのミシン黄色っぽかったっけ?ってなってるんじゃないかと思います。

それを除けば手軽にミシンを感じられるようになるお品だと思います。

刺繍もできる、オールマイティミシン

刺繍ミシン
このミシンも、気が付けばかれこれ10年ほど前に買ったもの。刺繍PROというソフトと、刺繍のためのアタッチメントをとりつけるととっても精巧な刺繍ができます。
布をプリンタのように使えるのでは?と思い買いました。
ただ・・・アタッチメントがものすごく大きい。刺繍をしようって思ってから用意したり片づけたりすることを考えるだけで億劫で思っていたほど刺繍部分の使用頻度は少なかったです。あと、ミッキーさんとのコラボは私には必要なかった。

ミシン自体は、プラスチック製だけれどとっても頑丈です。
足踏みミシンに比べると針折れの頻度は多少あるものの、たいていの厚物はこのミシンで縫えます。ボタンホールも、とっても緻密で綺麗です。
メンテナンスに一度も出してないけど、時々お掃除するくらいでまったく問題なく使えてるというのも魅力的です。

私の縫う速度が速くなってきたのか、せっかちなのか、いつも速さをマックスにしているけれどもうちょっと速く縫えたら嬉しいなと思うけどあと10年は使うと思います。

まとめ

ここ最近、友達が新しいJUKIのミシンを買ったとのこと、羨ましい。
そう頻繁に買い替えるものじゃないからこそミシン選びって慎重になりますよね。新しいミシンも触ってみたいなー。
たまに、どこのミシンを買ったらいい?って聞かれますが、どんどん進化しているものだしメーカーもたくさんあるし、かといって私もしょっちゅう買い替えるものではないのでおすすめって何とも言えないんですよね。

予算の範囲で気に入ったものを・・・。としか答えられなかったりします。
近くの手芸やさんで消耗品が変える程度にはメジャーなメーカーのほうがいいんでは?と思いますが、案外実家に眠ってる使ってないミシンとかまだ全然いけたり、ミシンを買ったけど使ってなくてもてあましてる人が周りにいる場合もあるので、アンテナを張っておいたほうがいいかもしれませんね。

布と布を引っ付けることができる機械っていうだけのことなんですが、ほんとただそれだけなのですが、使い方次第で無限大にいろんなものができてしまう。それがミシンの魅力なんですよね。