裏地付きスカートのファスナーのつけ方

裏地付きスカートのファスナーのつけ方

今回使用するのはコンシールじゃないほうのいわゆる普通のファスナー、フラットニットファスナーです。裏地のついたスカートの脇か後ろにつけるときなどに使います。今回はレディーススカートの後ろ中心にファスナーをつける方法を例に説明します。

 

①裏地にファスナーをつける

ファスナーあき止まり
ファスナーあき止まりに印をつけます。今回はサンプルなので直接書きましたが、実際はチャコやチャコペンなど後で消せる印をつけてくださいね。

裏地にファスナーをつける準備
あき止まりより下側は、縫い代1.5cmで縫います。

レディース服を作る場合は重なりが「右高く」なので、裏地の右見頃にあたる方を上にウエスト側が左にくるように置き、あき止まりから1cm上、幅2cmでウエストまで並行に線をひきます。

ファスナー付けを切り取る
さきほど線を引いた部分を切り取ります。

ファスナー付け位置に線を引く
生地を表に返して、切り込みを入れた側(右見頃)の端から0.6cm、反対側は端から0.8cmの位置に線を引きます。

ファスナーの端を線に合わせる
ファスナーの端と、0.6cmで引いた線を合わせてピンで留めます。終わりは切り込みの1cm下、つまりあき止まりの高さまでです。

ファスナーを縫い付ける
布の端から1cmのところを縫います。縫い代の長さが0.6cmなので、ファスナーの端から0.4cmのところにミシンがかかるようになってます。

布を90度回す
縫い終わりは針を刺したままで押さえ金を上げ、布を時計回りに90度回転させます。

切り込みを入れる
さきほど四角く切り取った角から、針をさしているところのギリギリまでの裏地だけをカットして切り込みを入れます。
ファスナーを切らないように注意!

右見頃だけを回転させる
切り込みを入れたら、全体を反時計回りに90度回転させて元の位置にもどします。さらに、ファスナーがついている右見頃だけを180度回転させます。針はずっとさしたままですよ。

布全体を回転
ファスナーがまっすぐになる位置まで右見頃を回転させたら、そのまま全体を時計回りに90度回転させます。

ファスナーの底を縫う
ここまできたらやっと、ファスナーの底が縫えます。重なってる布はうまくよけてファスナーと裏地1枚だけを縫ってくださいね。

反対側も切り込みをいれる
ファスナーの底はムシの際までをぬいます。(ファスナーの右端から0.7cmのところぐらいまで)針をさしたまま、反対側も切り込みをいれます。
ここらへんの説明が少しわかりにくいので、次の写真を見てもらって理解してもらったほうがいいかもしれません。

ファスナーの反対側を縫う
底を縫ったらファスナーの反対側の端を布の端0.8cmで印をつけておいた線に合わせます。
赤い線が裏地のみ切り込みが入っている線です。
布の端から1.5cmのところを縫います。

裏地にファスナーをつける
最後まで縫えたらアイロンで整えます。底を縫うとき、斜めに縫ってしまっていると、ファスナーの長さと布の長さが合わなくなるので注意です。裏地ってすべりやすいし、ここが難しいポイントかもしれません。
 

②表地と合わせる

表地にファスナーをつける準備
表地のファスナー付け位置、左側は1.3cmで折り、右側は1.5cmで折ってアイロンをします。

表地を縫う
表地の左端と、裏地につけたファスナーの際を合わせ、ピンを打ちます。

ファスナー押さえ
ミシンの押さえ金をファスナー押さえに替え、端から0.1~0.2cmのところにステッチをかけます。あき止まりまで縫いましょう。

表地にステッチをかける
右見頃側は、ファスナーの底の部分からスタートをして返し縫をし、幅0.8cm~1cmで縫い付けます。スライダーの部分に来たら、針は挿したまま押さえ金を上げ、スライダーをずらして縫いやすくしてください。

これでファスナーのつけが完成です。おつかれさまでしたっ!