ダブルファスナーポーチの作り方

ダブルファスナーポーチの作り方

ポケットが二つあるポーチを作りたいと思います。ダブルファスナーのポーチって一体どうやってつくるの?と出来上がったものを見て混乱しそうですけれど、作り方がわかってしまうと意外と簡単。さらにポケットを増やす方法もわかるようになってきます。
今回はシンプルに二つの収納場所のあるポーチを作りました。
内ポケットや外ポケットをさらに増やして作ってもいいですね。

私は、山用のサコッシュを作りたいと思います。
地図とか、スマホとか山の中でも出し入れの多いものは斜めがけできるサコッシュにいれていると便利ですよね。
山以外でも、移動式インナーバッグにしたり化粧ポーチにしたり・・・と使い勝手のいい2段式のポーチの縫い方。
今回の型紙は四角だけなので、サイズも公開しますのでお手持ちの紙で型紙をつくってみてくださいね。

用意するもの

  • 大きいサイズの生地 26cm×18cm 表地、裏地2枚ずつ
    小さいサイズの生地 26cm×13cm 表地、裏地1枚ずつ
    Dカン用の生地 4cm~8cm(生地の厚みによって変わります)×12cmを1枚 表地のみ
  • ファスナー24cmかそれ以上の長さ 2本
  • Dカン15mm 2個

    4個入り108円(税込・送料別)

  • 3mm幅の両面テープ

    20m巻き135円(税込・送料別)

生地をカットして前ポケットを縫う

生地をカットする
紙に26cm×18cmと26cm×13cmの型紙を作って、その型紙に合わせて生地を裁断します。
大きいサイズ2枚小さいサイズ1枚をそれぞれ表地と裏地用意します。小さいサイズは表側のポケットになる部分です。

表ポケットにファスナーをつける
まず、ファスナーの引き手を左側になるように置き、手前の端に両面テープを貼ります。

待ち針でもいいのですが、生地の硬さや厚みを考えると両面テープのほうがずれにくいし、縫う回数を減らすことができるので、小物づくりにはとっても重宝します。縫っているうちにずれてくる人はぜひ使ってみてくださいね!
3mm幅の両面テープは当サイトでも販売しています。20m巻き135円(税込・送料別)

ファスナーと生地が中表
小さいサイズの表地を表が上になるように置いて、生地とファスナーが中表になるように合わせて先ほど貼った両面テープをはがしながらくっつけます。

裏地の裏が上
ファスナーの裏側にも両面テープを貼り、表地と裏地が中表になるように置いて両面テープで接着し、端から5㎜のところを縫い合わせます。

両面テープの幅が3mmなので、きちんとまっすぐ縫えれば針にテープの糊がつく心配がありません。でも、もし縫い終わってから針がべたべたするようなら、布にオイルを少ししみこませて拭きとってくださいね。

ファスナーを挟んで裏地と表地
開いてみると、ファスナーを挟んで表地と裏地がくっついている状態です。

ステッチをかける
そのまま裏地が裏側にくるようにして、下端を合わせます。クリップや待ち針でずれないように仮止めしてくださいね。
ファスナーの端から2mmくらいのところにステッチをかけて押させます。
アイロンをかけれる生地の場合はきっちりとアイロンをかけると綺麗に仕上がりますよ。

表側に前ポケットをつける

表地に両面テープを貼る
表地になる大きいほうの布を用意します。
表が上になるように置いて、その上に小さいサイズの型紙を下端を合わせて置き、おもりなどで固定します。
その際に両面テープを端から端まで貼ります。

両面テープだと知るしつけと位置合わせが同時にできて便利!

前ポケットを貼って縫う
前ポケットと表地を中表にして配置するのですが、先ほど貼った両面テープをはがしながら、前ポケットを上下さかさまにして貼ります。
端から5㎜のところを縫います。

前ポケットをつける
前ポケットをおろしてくると、こんな風にくっついています。
すべての下端がずれないようにクリップや待ち針でサイド仮止めします。

ファスナーの端を仮止め
あとで縫いずれしないようにファスナーの端をミシンで縦方向に2~3回返し縫をして仮止めします。
端から5㎜くらいのところで大丈夫です。
もう1本のファスナーを用意して、引き手を左側になるように置いて、手前の表側に両面テープを貼っておきましょう。

ファスナーと裏側の生地をつける

2本目のファスナーをつける
表側の生地ともう1本上につけるファスナーを中表にして、先ほどの両面テープをはがしながらひっつけます。
端から5mmのところを縫います。

ファスナーの裏側に両面テープ
ファスナーの裏側に両面テープを貼り、大きいサイズの裏地を中表になるように置き、

裏地をぬいつける
端から5㎜のところを縫います。

表地にステッチをかける
裏地をぐるっと裏側にもっていき、下端を合わせて再びクリップで留めなおしたらファスナーの際2mmくらいのところにステッチをかけます。

ファスナーの端に両面テープを貼る
上のファスナーの端に両面テープを貼ります。

残りの表地をつける
もう1枚残っている大きいサイズの表地を中表になるように置き、両面テープで貼ります。

残りの裏地を付ける
本体を裏向けて、ファスナーの裏側に両面テープを貼り、残りの裏地の裏が上になるように置いて貼り付けます。
端から5㎜のところを縫います。

本体を開く
全部の布がひっついた状態です。広げてみるとこういう感じ。

ファスナーの際にステッチ
ファスナーの際2mmくらいのところにステッチをかけます。

Dカン用のループを作る

サコッシュが作りたいので、左右にDカンを取り付けようとしていますが、インナーバッグやポーチなどを作りたい場合は片側だけ、もしくはつけなくてもオッケーです。
Dカンを通す
Dカン用の生地とDカンを用意します。
裏を上にして置き、手前に両面テープを貼ります。
表の反対側の端にも両面テープを貼ります。

布をたたむ
わになるように布をたたんでテープで留めるのですが、

Dカンのサイズと合わせる
このときにDカンの幅15mmと同じになるように留めます。
一番力がかかる部分なので、生地が薄い場合は8cmくらいの高さにして何回か巻いたほうがいいですよ。

Dカンループをしっかりさせる
さらにしっかりさせたい場合は端2mmくらいのところを縫います。

Dカンを通して仮縫い
わにした布を半分に切って、それぞれにDカンを通し、ミシンで仮縫いをしておきます。

Dカンの裏にも両面テープ
Dカンの裏にも両面テープをちょこっとつけておきましょう。

Dカンをとりつける
ファスナーの端から1cm下、生地の端から1.8cmのところにDカンの生地を半分に折ったところがくるようにして、両面テープで仮止めをします。
とれてしまわないうちに、ミシンで端から5㎜くらいのところをしっかり縫い付けておきます。
バッグの重さがかかるところなので、しっかり縫い付けてください。
このとき、一番注意してほしいことは、裏地を避けて表地だけにとりつけてください。

ポーチ本体の展開
Dカンも生地もすべて縫い合わさった状態になりました。

ポーチを仕上げる

いよいよ、ポーチの形に仕上げていきます。

ファスナーを開けておく
その前に、これも忘れちゃいけないこと!
ファスナーを少し開けておきます。閉めたままでやっちゃうと裏側からファスナーを開けることになるので、はっきりいって開きません。すべてを破壊したくなるくらい開かないです。(経験談)

ポーチの形に縫う
表地は表地、裏地は裏地があわさるように留め、図のように縫います。縫い代は1cmですが、裏地側は気持ち縫い代を多めに縫うとあとでひっくり返したときに内側で生地がもたつきません。
ファスナーのあたりは縫いずれしたくないので、一気に縫う前に数センチ仮縫いしてから全体を縫うほうが失敗が少ないですよ。
それから、ファスナーの歯のところは針が当たると針が折れるので、歯の部分は飛び越えるように縫ってくださいね。

伝えきれない縫い方のコツは、お教室で教えたいと思いますので、ポーチづくりレッスンご希望の方はお問い合わせください。

角の縫い代
縫い終わったら、表生地の角の縫い代が細くなるように切り落とします。
切りすぎないように、かといって切らなさすぎないように気を付けてください。

ポーチを表に返す
そして、縫い残した裏地の底から生地をひっくり返します。
作品が生まれるみたいで、この瞬間がたまらない。

ポーチが完成
ポーチが生まれました!

底を縫う
表地の角をしっかりと出して、裏地の底は縫い代を内側に折り待ち針で留めます。端から2~3mmのところをミシンで縫います。
ミシン目を出したくない場合はまつり縫いにしてもいいですし、縫い残しを底ではなく横に持ってきてもいいですね。

これでダブルファスナーポーチの完成です!