曲線縫いを綺麗に仕上げるコツ

襟ぐりや袖ぐりなど洋服のパーツでよくあるカーブ。曲線を縫うのって難しそうだから「直線縫いだけでできる服」を作ろうとする方にぜひチャレンジしてもらいたいです。曲線縫いのコツがわかれば作れる洋服の幅が広がりますよ。

まっすぐ縫うコツ

曲線を縫う前に、まずはミシンでまっすぐ縫うコツをおさえておきましょう。ポイントは3つ。

  • ミシンの針の前に座る
  • 生地の滑りの具合を確認する
  • 針先を見つめない

ミシンの針の前に座る

ミシンの形は中心よりも左寄りに針がありますよね。ミシンの前に腰掛ける時、この針の前に体の中心がくるように座ってください。針を斜めからみてしまうように座ってしまうと縫い目がブレてしまいます。

生地の滑りの具合を確認する

生地には縫いやすいものと縫いにくいものがあります。この差は生地の滑り具合で決まるといってもいいくらいです。厚手の生地は抑え圧を弱めにしてなめらかに生地が滑るように、本番の生地のハギレを使って試し縫いをしながら調整しましょう。薄手の生地は形が歪みやすいので生地の下にトレーシングペーパーを敷いて一緒に縫ってからあとではがすという方法もあります。
初心者のうちは普通地でさらっとしたコットンやポリエステルなどの生地が縫いやすいですよ。
ラミネートの生地を縫う時は、生地がひっついて前に進みにくいのでミシン用のシリコンスプレーを使うとスルスルと滑りが良くなります。

針先を見つめない

人は動くものをつい見つめてしまう習性があります。ミシンで縫っているとつい針先を見つめてしまいがちですが、針は上下に動くので、視線とともに縫い目がブレて行きがちです。
オススメしたいのは、生地の端を見ること。
直線縫いのコツ
この写真でいうと、生地の端にあたるピンクの線を縫い進めながら見てください。
綺麗に縫うには、針先から生地の端までの距離(黄色い線)が安定して同じ長さで縫えているのが理想なので、常にこの距離が一定であることを意識しながら生地の端をチェックしながら縫うのが、綺麗に縫えるコツです。

あっちゃんウインク
慣れるまではゆっくりとミシンを動かしてね。

曲線縫いのコツ

一見、縫うのが難しく感じるかもしれないですが曲線は縫い方よりも、仕上げ方を丁寧にすればとっても綺麗な曲線が描けるんです。
理屈さえわかれば意外と簡単。曲線縫いで挫折してしまった方もぜひトライしてみて欲しいです。

あっちゃん笑顔
トップスの襟ぐりに見返しをつける場合を例に説明するよ。

襟ぐりのカーブを縫う
待ち針で身頃と見返しを中表で合わせていきます。
そして、端から1cmのところを縫っていきます。
直線縫いのコツは、はじめに針先と生地の端の距離が1cmであることを確認して、生地の端を見つめながらその分量が一定になるように保って縫えば綺麗に縫えます。
針先を見ながら縫おうとするので上下の動きにつられて目線がぐらついてガタガタ動いてしまうんです。だから、生地の端を見つめながら「1cmの距離」を常に意識していると意外と綺麗に縫えるんですよ。

あっちゃん真顔
直線でも曲線でも縫うコツは同じなんだよね。
カーブに切り込みを入れる

曲線が縫えたら、ところどころ切り込みをいれていきます。カーブがきつい(円形に近い)と切り込む数は多めに、ゆるやか(直線に近い)だと少なめで大丈夫。直線だと切り込みはいれないですよね。
曲線に縫うと縫い代が引っ張られて足りないので、切ることで広げてあげるといった感じです。

あっちゃん焦る
縫い目を切ってしまわないように、縫い目のギリギリ手前までハサミをいれてね。

アイロンでキセをかける
アイロンで整えてカーブの丸みをつけます。そう!結局ここがカーブの決め手になるので曲線の縫い目が多少ガタガタでも心配いらないんです。このアイロンで綺麗にカーブをだせればいいんです。

あっちゃん笑顔
きれいな曲線は縫い方よりも仕上げ方が大事。

アイロンでキセをかける
折るときは表側になるほうを上にして置いて、縫い目が1~2mm控えられるようにアイロンをかけます。

見返しをひっくり返す
アイロンができたら見返しを表にひっくり返します。さっきのアイロンで、表側は1~2mm縫い目が控えられた状態で折れていて、裏側は逆向きに折れているのでさらにアイロンで整えます。

曲線縫い
曲線のラインが綺麗に整いました。必要であれば表側から端2mmほどでステッチをかけると落ち着きます。こういうステッチのことをコバステッチとか端ミシンといいます。

カーブの縫い方
これで綺麗な曲線のできあがりです。
袖ぐり、襟ぐりなど曲線はベーシックな服作りのパーツに欠かせないもの。難しく考えずにやってみてください。

あっちゃん笑顔
曲線縫いにもぜひチャレンジしてみてね。
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